|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
FMR〜第7回ファミコンバトル〜大会レポート(後編) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ルール
1・得意ソフトをそれぞれ2本ずつ選択し、プラス全員で決めた2本を足して計10本のソフトで争う。
2・各ソフトのバトルルールはソフトを選んだ本人が決める。
3・ソフト1本につき一位3ポイント、二位2ポイント、三位1ポイントとする。
4・全ソフトを終え、合計して一番ポイントの高かった者を優勝とする。
5・純粋なるファミコン精神にのっとり、正々堂々戦うことを誓う。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ソフト選択
小林名人・・・魔界村、ツインビー
畦地名人・・・スペランカー、ドラクエ1
藤田名人・・・ロックマン、ファミリーボクシング
安田名人・・・スターフォース、高橋名人の冒険島
全員で選択・・・スーパーマリオ、忍者じゃじゃ丸くん
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
第六バトル スターフォース |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ソフト選択者・・・安田名人
バトルルール・・・1機で何点
とれるかを競う
|
|
|
|
|
|
|
ファミコンバトル6戦目はシューティングの王道「スターフォース」
安田名人が小林名人に叩きつけた挑戦状の種目である。
みどころは連射最速の安田名人と小林名人のスーパーテクニックだ。その戦いはまさに「高橋名人対毛利名人」を
想わせる。
まずは畦地名人、ラリオス手前で凡ミス。得点34800。そしてシューティングが苦手の藤田名人、
なんと怒りの65500点。
ここで小林名人登場、伝説が生まれたプレイをすることとなる。まず1秒間に8発当ててボーナスが得られるラリオスは
確実に撃破。右上写真にある「ジムダステギ」もそれなりに破壊し、結局ラストボスといわれる「ゴーデス」まで破壊、
100万点ゲット。完璧なプレイで大会記録1858900点を叩き出した。
そして安田名人、あまりにもすばらしいプレイを目の前にし普通のプレイヤーならば戦意喪失していたであろう。
しかし彼は違っていた。逆にライバルに対し闘志を燃やしたのである。
だが・・・熱くなりすぎたのか、はじめのラリオスでなんと秒間8連射に失敗。そのまま爆死した・・・
連射最速の名人がなぜたったの秒間8連射に失敗したのか、それはやはりライバルに完璧なプレイをみせられた
プレッシャーからだろう。
1位小林名人、3ポイント 2位、藤田名人、2ポイント 3位安田名人、1ポイント
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
第七バトル スペランカー |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ソフト選択者・・・畦地名人
バトルルール・・・ 1機でどこまで
いけるかを競う
|
|
|
|
|
|
|
続いては知る人ぞ知る、主人公最弱ゲーム「スペランカー」
このゲームの主人公は探検家なのだが非常に軟弱である。ほんの1センチ下の崖に落ちただけで死ぬ、爆弾を
設置したらそれなりに離れないと死ぬ、おまけにコウモリのフンですら死ぬ。
とにかくすぐ死ぬので絶妙なコントローラーさばきが必要になってくるのだ。一瞬のコントローラーミスで終わるこのゲーム
こそ、各プレーヤーのメンタルが勝敗をわけるだろう。
1番手、小林名人。なんと1面の途中で綱から落下し死亡。あせってコントローラーの右を一瞬だけ押してしまったのが
死につながった。かなり精神的にやられたようすである。
続いて藤田名人、大会記録更新!!はじまってわずか5秒で右上写真の崖におち死亡。彼曰く「なんじゃこりゃ」・・・
3番手、安田名人。極度の緊張状態でありながらもなんとか最終面までたどり着く。しかしゴール目前で崖から落ち
死亡。おしくも2周目突入にはならなかった。(4面をクリアすると2周目の1面からまた始まる)
そしてラストはソフト選択者である畦地名人。1機で4周目までいった実績を持つ。が・・・なんと!!1面半ばの
トロッコで死亡。極度の緊張状態が、彼のプレイを狂わせたのである。
まさに精神勝負、おそろしいゲームである・・・
1位安田名人、3ポイント 2位、畦地名人、2ポイント 3位小林名人、1ポイント
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ソフト選択者・・・藤田名人
バトルルール・・・決められた順路で
1機でどこまで いけるかを競う
(ロックバスターのみ)
|
|
|
|
|
|
|
大会も後半にさしかかり、ソフトはカプコンのメジャータイトル「ロックマン」
難しいアクションゲームの代表である。このソフトはステージを自由に選べる為、皆が平等に競えるようあらかじめ
ルートを統一しての競技となった。「カットマン」ステージから始まり、「ガッツマン」→「アイスマン」といった感じである。
しかも追加ルールとして基本武器のロックバスターのみでプレイ。各種の武器は使ってはいけないこととする。
1番手、安田名人。1面カットマンステージに手こずるもののなんとかカットマン撃破、2面のガッツマンステージへ。
難関といわれているこの面も調子よくボスまで辿り着きガッツマン撃破。3面アイスマンステージまでいくが後半にある
「運が悪けりゃ落ちて死ぬ台」に乗りそこね終了。記録3面後半。
2番手、小林名人。1機ロックバスターのみでオールクリアした実績を持つ。かなりの期待が持てそうだ。
1面、2面ともに難なくクリア。そして3面、安田名人と同じところまで辿り着くが「運が悪けりゃ落ちて死ぬ台」で
なんと運悪く落ちて終了・・・タイミングが悪かった。記録3面後半。
3番手、畦地名人。やはり1面、2面ともに余裕のクリア。3面後半の難所も見事抜けボスのアイスマンへ。
しかしボスに辿り着いたときすでに体力はギリギリで、あえなくボスにやられてしまった。記録3面ボス。
そしてラストはソフト選択者の藤田名人。自称「ロックマスター」。
1面、難なくボスのカットマンまでいくが激闘(右上写真。藤田名人対カットマン)の末に敗北・・・
あまりの情けなさに誰もが何も言えなかった・・・記録1面ボス。
1位畦地名人、3ポイント 2位、小林名人、2ポイント 同率2位安田名人、2ポイント
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ソフト選択者・・・藤田名人
バトルルール・・・4人の
トーナメント戦
|
|
|
|
|
|
|
前回、前々回と藤田名人が1位をとっている彼の得意ソフト「ファミリーボクシング」の登場である。
同メーカーから発売されている「ファミリースタジアム(ファミスタ)」はあまりにも有名だがなぜこのマイナーソフトを・・・
疑問を抱きつつも各名人はトーナメントを余儀なくされる。
1回戦、安田名人VS小林名人。2人ともプレイスタイルは似ており、細かいジャブやフックで相手をけん制しつつ体力を
けずっていく。しかし思いどうりに動いてくれないのがこのゲーム。先にマットに沈んだのは安田名人であった。
小林名人、決勝進出。
2回戦、藤田名人VS畦地名人。無敵の藤田名人、相手は頭脳プレーの畦地名人。
是非ともこれを倒し今大会、いいとこを見せておきたい。しかし強引にいく藤田名人を畦地名人は冷静な判断で対処。
2R、無理やりパンチをねじ込もうとする藤田名人の顎を畦地名人のアッパーがとらえた。(右上写真参照)
藤田名人、無念のKO負け・・・今大会いいところまるでなしである。
畦地名人、決勝進出。
3位決定戦。安田名人VS藤田名人。先ほどのアッパーがきいていたのか、精神的にも追い詰められていた藤田名人は
安田名人にさえKO負けを喫した。安田名人3位。
決勝戦、小林名人VS畦地名人。テクニックと頭脳の勝負。しかしやはり緻密な計算でプレイする畦地名人がジワジワと
差を広げ、あせった小林名人の顔面をたたきつぶし2RでKO勝利をもぎとった。優勝、畦地名人。
1位畦地名人、3ポイント 2位、小林名人、2ポイント 3位安田名人、1ポイント
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ソフト選択者・・・小林名人
バトルルール・・・青ベルを
何個とれるか
(他のベルやアイテム禁止)
|
|
|
|
|
|
|
ついに最後のバトルがやってきた。優勝が決まる最後のソフトはコナミの「ツインビー」
ルールは取るとスピードが上がる「青いベル」(右上写真参照)だけを何個とれるか。簡単そうに思えるが、
青ベルをとるごとに自機のスピードが上がるので6〜7個とった時点でもかなり自機は早くなっており、
操作がだんだんと難しくなってくる。20個近くまでいくと、敵の弾をよけるのはなおのこと青ベル自体をとるのも
難しくなってくるのだ。大会記録は小林名人の30個。
まず1番手、藤田名人。苦手なシューティングのせいか記録は4個。しかし彼にしては上出来だ。
そして畦地名人。なんと1個で終了。ラストバトルのプレッシャーか、じつに痛い。
3番手は安田名人。順調に1面で8個とるが2面の最初でベルをとりに行った際、敵にあたって終了。記録8個。
最後は最高記録保持者の小林名人。皆の期待を背負うが順調に進んでいた1面の後半、無理にベルを
とりにいったのが仇になり爆死。記録は安田名人に1個及ばずの7個であった。
1位安田名人、3ポイント 2位、小林名人、2ポイント 3位藤田名人、1ポイント
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
大会結果発表 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
今回、最終的にポイントでは大接戦となった。
藤田名人を除いてはどれかのソフトで1位と2位が入れ替わっただけで
優勝が変わってきたのである。
1位、2位、3位のポイントが1点差ずつの大会は今回が初めてだ。
内容的にはスターフォースを除いて好成績はでなかったが、
それもまさに大会らしいハプニングありきの事。
ただひとつ言える大切なことは、それぞれの名人が熱く燃え、
心から楽しんでやれたということ。
これからも私達は戦い続ける。ありがとうファミコン!!!
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
第7回 ファミコンバトル
優勝 安田名人 20ポイント
2位 小林名人 19ポイント
3位 畦地名人 18ポイント
番外 藤田名人 5ポイント |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
戻る |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|